両親も高齢となり少しずつ介護に関わるうちに仕事でも活かせればと思い、介護の仕事を勉強し始めました。まだ実務経験が無いので、これから他のスタッフと一緒に成長していきたいと思います。
管理者 Nさん(介護士)
地域の方と一緒に私自身が楽しく健康に過ごすために
自己紹介
ここ暫く取り組んでいることは家族と一緒に早朝のウォーキングをすることです。以前まではフレッシュテニスをしていたのですが、仕事の兼ね合いで辞めてしまい体力の低下や肥満を予防するために始めました。朝の空気は気持ちよく、すれ違うウォーキングをしている方と挨拶をすると更に清々しい一日になります。
今後は職場で皆様と気持ちよく挨拶をして仕事を楽しみたいと思います。
私の介護観
私の介護観は身体の不自由な方に対し適切な介助をすることで、その人のニーズに答え満足した生活を送っていただくと同時に、その人の持つ能力を引き出すことで自立支援する事です。
利用者もしくは患者との距離感や介助量は重要です。相手に寄り添うことは大切ですが、過介助となってはその人の自立支援を妨げてしまう事になります。今後、多くの高齢者が増えていく中で高齢者施設は拡充が困難となり地域包括ケアシステムによる在宅生活の支援が進んでいくと考えています。そんな中で自立支援の援助は、本人だけではなく家族の負担も軽減させることにも繋がります。
同居家族の場合は終日の介護、核家族では休日や仕事終わりに親の介護をされる家族の負担は非常に大きいと思っています。それは利用者本人も同じく、無力感や家族に介護をしてもらう心の負担は計り知れません。
自立支援の役割は介護保険料を減らすこととなり、国の財政負担を減らし、家族の負担も軽減させます。何よりも本人の尊厳を守る事に繋がります。これはwin-winの関係ですのでここに介護職員としての大きな役割があると考えます。
では、どのような介助が自立支援に必要なのかというと上述した距離感だと考えます。
寄り添う事と、応援し必要な介助を提供するには説明と同意は欠かせません。本人に納得してもらい行動していただくことが本人の行動変容を促し意欲を引きだすことで活力ある生活の基礎となると思います。仕事や社会的役割は本人にとって生きる意味そのものです。
人間には3つの喜びがあると聞いたことがあります。一つはしてもらう喜び、2つ目は自分でする喜び、3つめは他人にしてあげる喜びです。この順番に沿って利用者の方が長生きをして良かったと思える人生を送ってもらうためにお手伝いする事が私の介護観です。