①団らんスペース

団らんスペースではお茶を飲んだり、ご利用者の方々との会話などを楽しんでいただきます。

また、集団体操や、ヘルスリテラシーのお話などをさせていただきます。

運動後の休息などにご利用ください。

②マシーントレーニング

リタックにはウェルトニックというパワーリハビリ用のマシーンが置いてあります。

①レッグプレス

主に大殿筋や大腿四頭筋、ハムストリングというお尻や太ももやふくらはぎの筋肉を鍛えるマシーンです。

②レッグエクステンション

大腿四頭筋という太ももの前面を鍛えるマシーンです。

③ヒップアブダクション

中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋という股関節を開く筋肉を鍛えるマシーンです。

④ローイング

上半身の背中の部分を鍛えるマシーンです。

詳細はこちらをどうぞ⇒マシーントレーニング

③歩行路

機能訓練室は歩行訓練や筋力トレーニング、関節可動域訓練、物理療法などを受けることが出来ます。

写真にあるように歩行路は色を2種類用意してあります。この色は30cm毎に配色されており視覚的なリズムを生み出します。

これは別名『パーキンソンロード』と言われ、パーキンソン病の方特有の『すくみ足』『突進現象』などの症状を抑え歩きやすくなります。

パーキンソン病の方はリズム障害が発生しますので、この様に視覚的リズムを生み出すことで歩きやすくなる補助となります。

また、歩行路は長方形であり、長い方は10mありますので、『10m歩行テスト』を図ることが出来ます。これは歩行速度を図りどの程度の転倒リスクや移動範囲があるかを知ることが出来ます。

他にも、この歩行路を6分間で何周出来るかによって測ることが出来る『6分間歩行テスト』も測定できます。

この『6分間歩行テスト』は歩行テストの中でも歩行の安定性と移動範囲を最も信頼できる測定方法です。

このようにリタックの歩行路は実用的にも評価にも使えるようになっています。

 

④鏡とホットパックスペース

バランス練習などに使用します。『視覚性フィードバック』という練習に使います。片足で立っている時に目をつむるとフラフラとバランスを崩します。これは視覚情報を利用して身体のバランスを保っているためです。鏡は視覚による情報量を増やしバランスの補助をする役割を持っています。これを使って姿勢を修正する練習を行います。

トルマリンホットパックを温める機械がありますが、ホットパック自体は無線で水も使わないためどこでも使用できます。団らんスペースやプラットホームでも使用可能です。

⑤平行棒

平行棒は応用歩行練習という歩行練習の様々な練習に用います。大股歩行や脚と脚を細い線状に繋げて歩いていくタンデム歩行、腿上げにも使えます。

他にも掴まって安全な状態で行うスクワットにも利用できます。

⑥プラットホーム

プラットホームでは座って出来る運動や横になって可動域訓練としてストレッチやマッサージなどを行うことが出来ます。

また筋力トレーニングやバランス練習など多くの練習を行うことが出来ます。

座って練習を行う場合には複数人が同時に利用することも出来ます。

⑦訓練用階段

 

訓練用の階段となります。この階段は手すりもあり、段差も低い段差と高い段差が用意されているため、その方の能力に応じた段を利用できます。

片麻痺の方の練習に使えますし、下肢の筋力トレーニングにも利用できます。また、上りの練習では心肺機能の強化の働きがあり、下りの練習では大腿四頭筋の強化や糖尿病の予防効果があります。

関連項目:下記の写真をクリックするとページにジャンプします

 

マシントレーニング
重量式という重りの調整で負荷量を決定しますので、記録にも残りやすいですし、どの程度筋力がついたかの目安も分かりやすいです。負荷量や速度なども個別に設定してあります。

 

物理療法
物理療法とは温めたり冷やしたり、電気を流すなど物理的手段によって患部の治療を行う治療法です。自分で動く運動療法と異なり、マッサージも物理療法に該当します。

 

運動療法
運動療法とは身体を動かすこと自体によって、筋力、心肺機能やバランス能力を改善する治療方法です。歩行訓練や筋力トレーニング、体操などが該当します。

心身機能の評価
認知機能や、身体機能、筋力や痛み、麻痺の程度などを実際に評価指標に照らして専門的に評価します。また、機械による測定もあり変化を目で確認することも出来ます。