足がつる理由
ふくらはぎがつる事を下腿三頭筋痙攣といいますが、よく足がつったと言いますよね?
筋肉が収縮するにはミネラルが必要で、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ナトリウムなどが重要な役割を果たしています。
そのためこのミネラルバランスが崩れると筋肉が強縮(つる)状態となってしまいます。
上の図では熱中症でミネラル不足とありますが、これも汗がミネラルを多く含んでいるので多汗によりミネラルバランスが崩れてしまっているのです。
甲状腺機能が亢進しても多汗となりますので同じ機序で足がつってしまいます。
次の末梢動脈疾患などもミネラルが全身に運ばれなくて局所的にミネラルバランスが崩れています。
腰痛や足の痺れはヘルニアや狭窄症で大腿神経や坐骨神経が圧迫されて症状が出現しています。
足がつりやすい要因
他にも急激に激しい運動を行うと普段使っていない筋肉を収縮させてしまい神経が過剰に興奮し足がつることがあります。
マラソンで市民ランナーが足をつったり、高齢者が庭いじりしている時に足をつるのはこういうタイミングが多いです。
また筋肉が固く短縮しているとつりやすいので、冬などの寒い時期もつりやすいです。
汗をよくかく夏も足をつりやすいのですが、冬は筋肉を温めて夏はミネラルをしっかりと摂取しましょう。
薬の副作用でもミネラルバランスが崩れますので足がつりやすくなることがあります。
医師に相談して薬の副作用を伝えることで処方を検討してくれます。
足がつる時の対策をしましょう
まずは夏場などは汗をよくかくのでミネラル不足になっています。→味噌汁を飲んだりポカリスエットやアクエリアスOS1などで改善します
冬などで筋肉が短縮してつりやすい→入浴や電気毛布などで筋肉を温めると改善します。
運動不足で筋肉が細くて短縮もしている→ストレッチや運動をすることで改善します。
これはマグネシウムの多い食材です。ナトリウムは塩をとれば良いので割愛しましたがマグネシウムはこのような食材に多く含まれています。
カリウムは野菜に多く含まれているのでバランスよく食べましょう。
リタックでは勉強会を通して健康にかんするあらゆる情報を発信しています。食事の指導もありますので一緒に健康に関して勉強していきましょう。
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