タンパク質について

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タンパク質について知ろう

体を構成しているたんぱく質はおよそ10万種類にも及びますが、それらはわずか20種類のアミノ酸の組み合わせでつくられています。

アミノ酸には、体内でもつくれる非必須アミノ酸(11種)と体内ではつくられない必須アミノ酸(9種)とがあります。

そのため必須アミノ酸は食事から摂取する必要があります。

読んで役立つ情報誌 こまどHPより引用

覚える必要はありません。プロテインなどを購入する際に必須アミノ酸配合などと記載されているときに9種類あれば全部網羅しているなと考えて頂ければ大丈夫です。

何を食べればよいのか?

食品に含まれる必須アミノ酸の比率を表すアミノ酸スコアという指標があります。これは食事から摂取しなければいけない9種類のアミノ酸が、該当する食品にバランスよく入っているかどうかを示します。これにより食品中のたんぱく質の栄養価が評価できるのですが、必須アミノ酸のバランスがよいほど、このスコアは100に近くなります。

読んで役立つ情報誌 こまどHPより引用

こうして見てみると動物性タンパク質はアミノ酸スコアが高いですね。肉や魚、卵などは非常に優秀なタンパク質と言えます。

ですが、動物性タンパク質は脂質なども多いので健康を考えたら野菜も必要です。

特に大豆は植物性たんぱく質でもアミノ酸スコアが非常に優秀ですので豆腐や味噌、納豆などの大豆食品を食事に取り入れるように工夫するといいでしょう。

桶の理論を知ろう

栄養学では「桶の理論」で必須アミノ酸のバランスを説明します。桶を構成している9枚の板が9種の必須アミノ酸を表し、その高さが食品中の含有量を表します。そして、たまった水が合成されるたんぱく質、桶1杯が1日の必要量です。

読んで役立つ情報誌 こまどHPより引用

この桶の理論というのはアミノ酸だけでなくミネラルやビタミンでもいえます。

例えばカリウムはナトリウムの排泄を助けますし、セレンや亜鉛もケラチンというタンパク質を合成を助けます。

そのため栄養素は大きく片寄ると吸収不全を起こしてしまい折角摂った栄養素も逃がしてしまうのです。

出来るだけ種類の多い食事を心がけましょう。

リタックではこのように家庭でも出来る栄養のお話や運動、生活上での工夫などを勉強会で発信していますので是非ご参加ください。

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