頭痛について知りましょう
頭痛は若い人から高齢者、男女関係なく多くの方が患う可能性のある病態です。
この頭痛には複数の種類があり、頭痛によって対処方法も違いますし大きな疾患が隠れている可能性もあります。
頭痛の種類について
片頭痛
片頭痛になる要因として次のようなものがあります。
・ストレス・精神的緊張(解放されたときに起こりやすい)
・疲れ
・空腹
・アルコールの摂取
・寝不足(寝過ぎ)
・月経
・人ごみや騒音などの物理的な刺激
・天候の変化
頭の片側や両側がズキズキガンガン。吐き気を伴うような頭痛が一定の期間をおいて繰り返すのが特徴で月に1~2回、多いときには週に2~3回発作的に強い頭痛が起こります。脈打つような痛みで、体を動かすと痛みがひどくなり、悪心・嘔吐をともなったり、音や光に敏感になります。20~40代の女性に極めて多く見られるのが特徴です。
脳神経の中の三叉神経という神経がありますが、周辺の血管が拡張されてこの三叉神経を圧迫することで発生します。そのため対策としては頭を冷やして血管の炎症や拡張を抑えることで改善します。
緊張型頭痛
緊張型頭痛の要因として次のようなものがあります
ストレス(身体的・精神的)
・顎関節症(あごの関節の異常)
・長時間同じ姿勢でいる(うつむ
き姿勢など)
・運動不足
・眼精疲労
肩や首すじのこりとともに、頭が締め付けられるような痛みが特徴です。毎日のようにおこる頭痛ですが、それほど強い痛みではなく、仕事や日常生活ができなくなるようなことはまずありません。
精神的、肉体的、どちらのストレスも引き金となり多くの場合「頭に輪をはめてしめつけられるような」と表現される頭痛を起こします。これも三叉神経が伸びて体表に伸びてきた時に筋肉が過緊張して神経を圧迫することで生じます。特に首の後ろの部分は後頭神経といい、僧帽筋や板状筋という筋肉が過緊張になると首の後ろに痛みが走ります。
対策としては体表で神経圧迫しているのが筋肉ですので温めて筋緊張を下げることで改善します。
群発型頭痛
群発型頭痛の特徴として次のようなものがあります
・飲酒
・喫煙
・血管拡張剤の服用
・気圧の変化
激しい痛みが片側の目の奥に起こります。「目の奥をえぐられるような」・「柱に頭をぶつけたくなるような」と形容されるような激しい痛みが、片側の目の奥に起こるのが特徴です。涙が出て、目が充血し、鼻水がでるなどの症状を伴います。多くの場合、年に1~2回、期間は1~2ヶ月、毎日のように激しい頭痛が繰り返し起こります。
眼奥痛という目の奥が凄まじい痛みを出すのですが脳出血のリスクが高い状態と言えます。
危険な脳卒中のサインを知りましょう
頭痛には色々な種類とそれに伴う原因や対策がありましたね。
特に近年増加しているのがストレートネックによる眼精疲労と緊張型頭痛です。これはスマホ首などと呼ばれ下を向いている時間が長いと生じます。
リタックでは色々な症状でお困りのお客様、にしっかりとした科学的なリハビリを提供します。
それとヘルスリテラシーをお伝えしていきますので是非お楽しみ下さい。